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侍オンリー後のヒョー9合宿にて、
素敵なチャイナキュウを披露してくださったT先生、
完璧にヒョーゴをキメて下さいましたK先生、
両先生に捧げる宿題ヒョー9話です。
普段書くのは95なので新鮮でした。
オンリー開催から早2ヶ月…。
遅くなってすみませんでした!!(土下座)
続きからどうぞですー。
次、更新第三弾は市赤の予定です。
もう少々お待ち下さい…。
素敵なチャイナキュウを披露してくださったT先生、
完璧にヒョーゴをキメて下さいましたK先生、
両先生に捧げる宿題ヒョー9話です。
普段書くのは95なので新鮮でした。
オンリー開催から早2ヶ月…。
遅くなってすみませんでした!!(土下座)
続きからどうぞですー。
次、更新第三弾は市赤の予定です。
もう少々お待ち下さい…。
いつもの若の悪ふざけに付き合わされ、自室に戻ったところでヒョーゴはキュウゾウに押し倒された。そのままキュウゾウはしっかりとヒョーゴの腰を挟むようにしてまたがり上着を引きずり出そうとする。
抵抗を予想していたキュウゾウだったが、ヒョーゴはチラッとキュウゾウの頭から足先まで視線を走らせると、そのまま皮肉ささえ漂うような笑みを浮かべるばかりだ。
「何がおかしい。」
「いや…その格好で迫られてもな。」
目を引く化粧を施し、優美なチャイナドレスで豪快に大股開きして圧し掛かるキュウゾウを見上げ、肩を震わすヒョーゴにキュウゾウは明らかにムッとした顔を向けた。
ヒョーゴは己の目尻に浮かんだ涙を拭ったそのままの指で、そっとそんなキュウゾウの頬をあやすように撫でた。
「まぁ、そう膨れるな。」
「膨れてなど…」
「いないか?」
まあいい、そう言うとヒョーゴはゆっくりと上体を起こし、キュウゾウの肩に手を置くと、そのままぐいと体勢を入れ替えた。即ち、キュウゾウがヒョーゴを組み敷く形からヒョーゴがキュウゾウを組み敷く形へと。
「今日のお前の格好なら、こっちの方がしっくりくると思わないか。」
「…。」
「どうだ?キュウゾウ。」
どこか上機嫌に言うヒョーゴにキュウゾウはつまらなさそうに溜息をついた。
「こんなもの、脱げばいいだけだろう。」
「脱げば、な。」
その言葉にキュウゾウの眉が寄る。そして、珍しく軽蔑を露に吐き捨てた。
「お主にそんな趣味があったとは知らなかったな。」
「趣味?」
「俺を『女』にして犯す趣味だ。」
女にして犯す、という言葉に今度はヒョーゴの眉が寄った。そしてすぐに得心したように苦笑交じりの息を吐いた。大戦時、色が白く華奢な見た目のキュウゾウを『女』扱いしようとした上官・同僚の噂を聞かなかった日はないほどだ。そのどれも、ひどい返り討ちにあったとのこれまた噂だったが。
「別に、そういうつもりで言ったわけではない。」
「では。」
「だからそう急くな。」
そう言うと、ヒョーゴは腰を浮かせ、上体を前へと動かす。寝転がったキュウゾウの頭上にあるものへと手を伸ばす。
まもなく、煙草特有の匂いが鼻先をかすめた。ヒョーゴは片手に煙管を持ったままゴロンとキュウゾウの横に並ぶように寝転んだ。キュウゾウが頭を軽く浮かすと、すぐにヒョーゴはキュウゾウの頭を受け止めるように腕を回した。ヒョーゴに腕枕をされながらじっと見つめるとヒョーゴはふぅ、と紫煙を吐き出しながらどこか上機嫌に囁いた。
「たまには、こんなのも良いだろう?」
「…いいのか?」
「ああ。」
お前を傍に置いてこんな風にのんびり煙草を吸うことなど、早々出来ることではないからな。そう言うと、一旦ヒョーゴは煙草盆に煙管を置き、寝転んだ拍子に乱れたキュウゾウの前髪をそっとかき上げた。
ふん、とキュウゾウは息を吐くと足を軽く前後に動かした。スリットの隙間から白い太腿が露になる。普段、黒タイツに覆われているだけに、その抜けるような白さは最早目に毒でしかない。キュウゾウが手を伸ばす。その手に煙管を握らせるとヒョーゴは窘めるように細いキュウゾウの腰骨に手を添えた。
「無理やり動くと布が裂けるぞ。」
「脱ぎやすくなってちょうどいい。俺はこんな窮屈な服はとっとと脱ぎたい。」
その言葉にヒョーゴはくすりと笑うと、あやすように動かしていた腰元から手をずらし、そのままキュウゾウの腹部から胸元を通り顎先へと滑らした。逆手で服越しに撫で上げられただけで、キュウゾウは軽くその身をひくつかせた。キュウゾウの口元から煙管を取り上げると、ヒョーゴはそのままキュウゾウの吸い差しを己の口元へと運んだ。
「どの道、後で禿がその服を引き取りに来る手筈になっている。それまでには脱がして化粧も落としてやるさ。わかっているだろうが―――無理やり脱ぐと後々面倒だぞ。」
その言葉にぴくっと眉が動く。あの若のことだ。破れた服の代償として何を言い出すか知れたものではない。
当然ながら、この服の着付けも化粧もヒョーゴが行った。キュウゾウひとりではろくなことにならないのはそれこそ目に見ているからだ。だからこそ、キュウゾウはヒョーゴにさっさとこの服を脱がして欲しいのだが残念ながらその気配がない。ヒョーゴの焦らすように触れる手が、キュウゾウにはもどかしいばかりだ。
「…ヒョーゴ」
「断る」
キュウゾウが睨むも、ヒョーゴはゆったりと笑い、キュウゾウが絡めた足をほどくとそっと左の口角をあげた。
「お前はわかっていないのだキュウゾウ。」
「…何がだ。」
「若も言っていたろう?」
良く似合っていると。
つまり、とヒョーゴは顔を近づけた。
「すぐ脱がすのは惜しいということだ。」
そう言ってヒョーゴは黄色のサングラス越しに目を細めると、己の隣に横たわったキュウゾウを眺めながらゆっくりと三口目を吐き出したのだった。
終
実に2ヶ月以上お待たせする形に…。遅くなってすみません…侍オンリーでのヒョー9合宿での宿題でした!!寝転がって煙管は鉄板だと思う…故に。
攻めあぐねているヒョーゴ万歳!!
抵抗を予想していたキュウゾウだったが、ヒョーゴはチラッとキュウゾウの頭から足先まで視線を走らせると、そのまま皮肉ささえ漂うような笑みを浮かべるばかりだ。
「何がおかしい。」
「いや…その格好で迫られてもな。」
目を引く化粧を施し、優美なチャイナドレスで豪快に大股開きして圧し掛かるキュウゾウを見上げ、肩を震わすヒョーゴにキュウゾウは明らかにムッとした顔を向けた。
ヒョーゴは己の目尻に浮かんだ涙を拭ったそのままの指で、そっとそんなキュウゾウの頬をあやすように撫でた。
「まぁ、そう膨れるな。」
「膨れてなど…」
「いないか?」
まあいい、そう言うとヒョーゴはゆっくりと上体を起こし、キュウゾウの肩に手を置くと、そのままぐいと体勢を入れ替えた。即ち、キュウゾウがヒョーゴを組み敷く形からヒョーゴがキュウゾウを組み敷く形へと。
「今日のお前の格好なら、こっちの方がしっくりくると思わないか。」
「…。」
「どうだ?キュウゾウ。」
どこか上機嫌に言うヒョーゴにキュウゾウはつまらなさそうに溜息をついた。
「こんなもの、脱げばいいだけだろう。」
「脱げば、な。」
その言葉にキュウゾウの眉が寄る。そして、珍しく軽蔑を露に吐き捨てた。
「お主にそんな趣味があったとは知らなかったな。」
「趣味?」
「俺を『女』にして犯す趣味だ。」
女にして犯す、という言葉に今度はヒョーゴの眉が寄った。そしてすぐに得心したように苦笑交じりの息を吐いた。大戦時、色が白く華奢な見た目のキュウゾウを『女』扱いしようとした上官・同僚の噂を聞かなかった日はないほどだ。そのどれも、ひどい返り討ちにあったとのこれまた噂だったが。
「別に、そういうつもりで言ったわけではない。」
「では。」
「だからそう急くな。」
そう言うと、ヒョーゴは腰を浮かせ、上体を前へと動かす。寝転がったキュウゾウの頭上にあるものへと手を伸ばす。
まもなく、煙草特有の匂いが鼻先をかすめた。ヒョーゴは片手に煙管を持ったままゴロンとキュウゾウの横に並ぶように寝転んだ。キュウゾウが頭を軽く浮かすと、すぐにヒョーゴはキュウゾウの頭を受け止めるように腕を回した。ヒョーゴに腕枕をされながらじっと見つめるとヒョーゴはふぅ、と紫煙を吐き出しながらどこか上機嫌に囁いた。
「たまには、こんなのも良いだろう?」
「…いいのか?」
「ああ。」
お前を傍に置いてこんな風にのんびり煙草を吸うことなど、早々出来ることではないからな。そう言うと、一旦ヒョーゴは煙草盆に煙管を置き、寝転んだ拍子に乱れたキュウゾウの前髪をそっとかき上げた。
ふん、とキュウゾウは息を吐くと足を軽く前後に動かした。スリットの隙間から白い太腿が露になる。普段、黒タイツに覆われているだけに、その抜けるような白さは最早目に毒でしかない。キュウゾウが手を伸ばす。その手に煙管を握らせるとヒョーゴは窘めるように細いキュウゾウの腰骨に手を添えた。
「無理やり動くと布が裂けるぞ。」
「脱ぎやすくなってちょうどいい。俺はこんな窮屈な服はとっとと脱ぎたい。」
その言葉にヒョーゴはくすりと笑うと、あやすように動かしていた腰元から手をずらし、そのままキュウゾウの腹部から胸元を通り顎先へと滑らした。逆手で服越しに撫で上げられただけで、キュウゾウは軽くその身をひくつかせた。キュウゾウの口元から煙管を取り上げると、ヒョーゴはそのままキュウゾウの吸い差しを己の口元へと運んだ。
「どの道、後で禿がその服を引き取りに来る手筈になっている。それまでには脱がして化粧も落としてやるさ。わかっているだろうが―――無理やり脱ぐと後々面倒だぞ。」
その言葉にぴくっと眉が動く。あの若のことだ。破れた服の代償として何を言い出すか知れたものではない。
当然ながら、この服の着付けも化粧もヒョーゴが行った。キュウゾウひとりではろくなことにならないのはそれこそ目に見ているからだ。だからこそ、キュウゾウはヒョーゴにさっさとこの服を脱がして欲しいのだが残念ながらその気配がない。ヒョーゴの焦らすように触れる手が、キュウゾウにはもどかしいばかりだ。
「…ヒョーゴ」
「断る」
キュウゾウが睨むも、ヒョーゴはゆったりと笑い、キュウゾウが絡めた足をほどくとそっと左の口角をあげた。
「お前はわかっていないのだキュウゾウ。」
「…何がだ。」
「若も言っていたろう?」
良く似合っていると。
つまり、とヒョーゴは顔を近づけた。
「すぐ脱がすのは惜しいということだ。」
そう言ってヒョーゴは黄色のサングラス越しに目を細めると、己の隣に横たわったキュウゾウを眺めながらゆっくりと三口目を吐き出したのだった。
終
実に2ヶ月以上お待たせする形に…。遅くなってすみません…侍オンリーでのヒョー9合宿での宿題でした!!寝転がって煙管は鉄板だと思う…故に。
攻めあぐねているヒョーゴ万歳!!
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